落ち着いた街並みと住宅街
同じ駅でも、見ている風景が違うと、まったく別の場所みたいに感じることがある。
千里山の駅の東側は、思っていたよりもずっと開けていた。道が広くなっていて、商業施設もできていて、ここだけ見ると、少し新しい街に来たみたいに感じる。関大の学生が駅からそのまま歩いていく風景も、今では自然に見える。でも、それが当たり前じゃなかったことを知っていると、同じ場所なのに、時間だけが少し先に進んでしまったような感覚になる。
一方で、関大前駅のほうに行くと、少し違う空気が流れている。正門に向かう商店街は、前よりも静かに感じる。かつては賑わっていた場所も、時間の流れの中で役割が少しずつ変わっていくのがわかる。
それでも、千里山の街並みそのものは、急に変わった感じはしない。大きく作り直されたわけじゃなくて、少しずつ整えられて、気がつくと洗練されている。変わった場所と、変わらない場所が、はっきり分かれているわけじゃない。同じ街の中で、違う時間が流れているみたいに感じる。
たぶんこれからも、どこかが変わって、どこかが残っていく。全部が一斉に新しくなることはなくて、少しずつ、街のバランスが動いていく。次に来たときも、また少し印象が変わっていると思う。でも、その変化も含めて、やっぱりここは千里山なんだと思う。
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